Win10 起動しません!(第3回)~GALLERIAデータ吸出し編・前編
前回までのあらすじ:新潟へと旅立ったGALLERIAの牙城を死守すべく出蘆したWin7機、mouse。意外にもスムーズに往年の勘を取り戻しつつあったが…。
GALLERIAで使っていた外部モニターとキーボード、マウスを接続し、一見以前となんら変わらぬ環境を取り戻すことに成功!ソフトやらなんやらも13か月前まで使っていたままなので、激変しているというほどでもない。
すると次なる課題は、この13か月間にGALLERIAが培ってきたデータを、どうやってmouseノートで使えるようにするか、ということになる。
そのへんは抜かりない古代魚、GALLERIAを送り出す前にセカンダリHDDを外しておいた。無論ドスパラさんにもその旨伝言済み。
これをUSBケーブルでmouseノートに接続し、当面必要なデータだけ吸い出せば万事OKだ。
さっそく手持ちのケーブル類を漁ってみるとしよう。
…持ってなかった('A`)
道理で見慣れないコネクタ形状なわけだ。 我が家にあるケーブルやケースはIDE用のみ。比較するとずいぶん小さく華奢である。 もしやこれが新進気鋭のmSATAとかmicroSATAというヤツか?
GALLERIA購入時にドスパラさんからもらった構成表を確認。シリアルATA3という規格らしい。 やむなし。シリアルATA-USBのケースかケーブルを買おう。何しろ大事なHDDだ。ケースのほうが安心ではある。
しかしここである疑念が持ち上がった。東芝製HDDのコネクタ、ガワとツライチというか、ちょい奥まってる感じさえするぞ?
ケース側のコネクタと干渉する可能性は排除できない。ケースはやめておいたほうがいいかもしれない。
どのみちしばらくの辛抱だ。無事にデータを吸出せたら、GALLERIAが戻るまでこのHDDは大切に保管しておこう。
というわけでシリアルATA-USBのケーブルを物色。
で、目を付けたのがコレ。コネクタが強力に突起していてヒジョーにいい感じ。
inateck SATA-USB 3.0 変換アダプタケーブル、UASP対応可能、2.5インチSSD /HDD用 USB 3.0 - SATA IIIコンバータ、SATA IIIハードディスク用アダプター,UA1003
UASPというのはデータ転送速度をアップする技術とのことでWin7非対応。mouseはそもそもWin7機なので、これはどうでもいい。いったんデータを吸出せたら、すぐ外すし。
サンワサプライからも同様の製品で、非UASPモードのが出ていた。
inateckにするか、サンワサプライにするか…。Amazonのレビューをざっと読んでみる。
どちらも「認識しなかった」だの「買ってはいけません」だの「使えねー」だの「ソッコーで捨てた」だの辛辣な内容がちらほら見える。
まあどちらもMade in Chinaだろうし、Amazonのレビュー風情、真に受けても仕方ない。 なによりGALLERIAのデータがないと非常に困るのだ。
思い切ってポチっておいた。
(つづく)