マジ買いレビュー~inateckのUSB to SATAケーブル
どうも。先日、Windows10が起動しなくなったしーらかんすです。
coelacanthidae-style.hatenablog.com
その時ヒジョーに役に立ったinateckのUSB3.0 to SATAアダプターケーブルについて、使用上の注意などを簡単にまとめてみたよ!
USB to SATAアダプターケーブルとは?
HDDやSSDとPCを直接つないで、データをやり取りできる便利グッズ。お値段は数百円から3,000円くらいと様々だ。
USB to SATAアダプターケーブルの主な用途
- もしもの時のデータまるごとバックアップ
- 起動しなくなってしまったPCのデータ救済
- DVDドライブ、DVDレコーダーや録画機能付きテレビと接続することも可能
尚、PCから取り外したHHDやSSDをサブドライブとして使う場合は、こちらのケーブルでなくドライブケースを選択すべし。ドライブケースならむき出しになることもないし、たいていUSBケーブルも付属しているので。
SATA以外の接続規格の
inateck USB to SATAアダプターケーブルについて
製品内容
- ユーザーマニュアル
- SATAアダプター
- アダプターtoUSB TypeAケーブル
- ACアダプター
ユーザーマニュアルには期待するな!
使い方の説明一切なし。
多くの製品で公式サイトのサポートページからユーザーマニュアルを参照できたりする。海外メーカーでも日本語版を用意してくれていたりする。しかしinateckのサポートページに、このアダプターは掲載されていない。
「分かる人だけ分かればいい」「当然分かるでしょ、これくらい」ってことかい?
ほんのちょっとの手間なんだから、もっと詳しく書けばいいのになぁ、と思った。
初めてこういう製品を使う人は、途中であきらめちゃうんじゃないかな?もしくは「何だこれ使えねー」とかレビューしちゃったり。
SATAアダプターはしっかりはまる
しっかりできている。挿すのが難しそうだった東芝製HDDにもガシッとはまった。
SATA3(シリアルATA3)まで対応している。
USBコネクタは3.1 Gen1まで対応か
USB3.0とあるが、転送速度は5Gbit/sだそうなので、USB3.1 Gen1対応と思われる。
実際かなり速い。
ACアダプターは3.5インチHDDに使用
SSD、3.5インチHDDで使う場合に接続すること。
2.5インチHDDであれば、接続しなくても使える。
2.5インチでしか使わないのであれば、ACアダプタなしの製品を選んでも、たぶん問題ない。
使用上の注意
オペレーションランプを過信するな!
SATAアダプターとUSBケーブルを接続するとオペレーションランプが点灯するが、実際には何のオペレーションも行われていないこともある。
なんだ、電源なくてもイケるじゃんと思わないこと。
SSD、3.5インチHDDでは電源必須
SSDや3.5インチHDDではACアダプターを併用したほうが安定する。
使用中にエラーを起こすと、大切なデータが消えてしまうこともあるので、付属のACアダプターを使うべし。
USBポートは直挿しで
認識しない場合、PC側のUSBポートを直挿しにしてみよう。それでもダメなら別のUSBポートでも試すこと。
USBハブをかませるとたぶんうまくいかない。開きポートがない人はご愁傷様だ><;
認識するとこうなる
自動で各種ドライバがインストールされるので、しばし待とう。
ドライバのインストールが完了すると、デバイス一覧にASM105xというアイコンが現れる。
ここまで来れば大成功!
エクスプローラに新しいドライブが表示されているはず。
inateckのUSB3.0 to SATAケーブルの地味にいいところ
Win7もに対応
それどころか、Win2000、xPまで網羅しているらしい。
シンプル&オシャレ、それに小さい
おそらく他の同種製品よりかなりコンパクト。inateckのロゴもポップでカワイイ。
保管にもよさそうな外箱
外箱は、MUJIの店頭に並んでいても違和感のないシンプルなデザインの紙製。
これ、実はポイント高いと思った。
ケーブルなんかのPC関連商品って、たいてい厚紙と透明プラスチックを組み合わせた、店頭ラックにぶら下げて陳列できるような包装じゃないですか。あれって、開けちゃったら包装部分は捨てるしかないでしょ。
で、ケーブルそのものはテキトーな袋なんかに入れて保管することになるんだけど、後になってまた使うときに探しにくいし、他のケーブルと絡まったりしてることもある。
その点、inateck製品みたいな紙箱なら、またこれに収納してしまっておけば、次も見つけやすいし本体の破損も防げそう。
てなわけで、何か必要なものが出てきたら、またinateckを選んでもいいかな、と思っている。
Amazonでは「認識しない」「捨てた」「絶対買うな」など辛辣レビューも散見されているので、ちょっと擁護してみようと思って書きました。
実際の使用状況を知りたい方は下のリンクをご参照ください。