Win10 起動しません!(第5回)~新たな試練・128kbpsの巨壁編
前回までのあらすじ:GALLERIA不在時にも関わらず、Googleドライブのおかげでまんまとオンライン授業の準備を終えた古代魚。授業当日を迎えるが…。
オンライン授業は自宅からでなく学校の教室から行っている。
(学生は自宅とかだけど)
はからずも万端の準備で臨むことになった授業。その開始直前、新たな問題が発生した。
Classroomにログインできません!
てか
Classroomすら開きません!
通信状態を確認すると、学校側が用意してくれているWi-Fiのアンテナ表示、なんと0本!
Wi-Fiルータは隣りの教室にある。
そのルータを共有している隣りの先生は、すでに出席を取り始めている。
とても「ルータの向き変えてみてくれませんか」とか「再起動してもいいですか」とか言える状況ではない。
緊急事態。やむなしだ。
接続先を自前のWi-Fiルータに切り替えた。
実はこの教室、Wi-Fiの強度があまりよろしくない。でも授業中に何か問題でも起きた場合「ここ回線状況よくないから」とかの言い訳はしたくない。
地下鉄車内で使用していたハイスピードプラスエリアモードのまま、50分間のオンライン授業を強行してしまった。
月末ということもあり、つい先日「あなたのハイスピードプラスエリアモード使用量は残りあと2GBです」というアナウンスを受信していたのが気がかりではあったのだが。
で、1限目が終わるやいなや隣りの教室に乗り込み、ルータの置き場所を変えてもらう。Wi-Fiアイコンのアンテナは3本に改善。以降ふつうに授業を続行することができた。
ところでハイスピードプラスエリアの残量は大丈夫か?ステータスを確認してみたが、あれ、リアルタイムにはほど遠いんですよね。なんか大丈夫そうかな、ということで、この件は忘却していた。
ところが翌日の昼過ぎ、突然きたよ!
「ハイスピードプラスエリアモード」の月間通信量が昨日時点で7GBを超えましたのでご連絡します。 現在、すべてのモードの「WiMAX 2+」回線および「au 4G LTE」回線において通信速度が128Kbpsに制限されています。
(プロバイダのメールより引用)
プロバイダのサイトから詳細を確認すると、ハイスピードプラスエリアモードの通信量 現時点で 7.08GB とかでした、たぶん。
「たぶん」ってのは今やプロバイダのお知らせページすら開けないので、再確認できないから。
ダイヤルアップ時代からネットしてる古代魚としては、128Kbps?なんぼのもんじゃい!とタカをくくっていた。
だが2020年時点での128Kbps速度制限はキツいっすね。
about:configの
network.http.keep-alive.timeout
network.http.response.timeout
をいじって多少マシになった気もするけど(そう、私はFireFox派)、So-netさんは頑なにトップページすら表示しようとしない。
でもこんなんでもブログの更新くらいはできるもんですね。Win7だし128Kbpsだけど。制限解除まであと2日だし、まあいっか。
今回学んだこと
- 災いは続けてやってくる
- Wi-Fi速度制限も忘れたころにやって来る
- オンライン授業はメチャクチャ通信量を消費する
それでもミスの許されないフリーランスとして、あの時の判断はやむを得なかったと思っている。
(つづく)