毎日一語、中国語~ソフトバンクグループ
まだ辞書に載っていない中国語の新語をひたすら書き連ねていきます
ソフトバンクグループ株式会社(SoftBank Group Corp.)
1981年に孫正義氏が設立した日本ソフトバンク株式会社を前身とする企業のこと。
1999年に持株会社に移行、2015年の社名変更で現在のソフトバンググループ株式会社になった。
一般的には移動通信サービス事業のイメージが強いと思われるが、Eコマース、ライドシェア、フィンテックなどIT分野に積極的に出資を行っている投資ファンドである。
企業理念は「情報革命で人々を幸せに」。
グループ企業については、公式サイト グループ企業一覧 | ソフトバンクグループ株式会社をご覧ください。え~!あの会社もSBグループだったの~?と新鮮な驚きを味わえます。
软银 /软件银行集团
なぜ日本の企業を取り上げたかと言うと、中国語圏で有名だからです。"软银"なる略称が通用すること自体有名な証だし、何より大陸やアジアに多額の投資をしているのだ。
てか"软银"ってちょうど「ソフバン」みたいで面白いよね!
ソフトバンクと孫正義氏 孙正义 の名前が中国語圏に一躍知れ渡ったのは、何と言っても現在、資産価値5000億ドルを超すアリババとの事業提携によるところが大きい。
アリババがモバイル決済、アリペイのサービスを開始したのが2004年。翌年2005年、ソフトバンクはアリババとの事業提携を発表している。その後アリババは急成長。2014年、NY証券取引所で上場を果たす。この頃、アリババ創業者のジャック・マー氏は、講演など折に触れて孫正義氏を絶賛していた。
それ以外にも、ソフトバンクは
- 大陸のライドシェア大手滴滴出行と合資会社を設立
- SBCVC(软银中国资本)を設立、アジア各国のスタートアップ企業に投資
- ソフトバンク・ビジョン・ファンド(软银愿景基金)が米株式市場で上場予定のシンガポールの配車サービス、Grabに出資
- 台湾にPanAsia Mediaを設立、電子書籍事業を開始
- 香港、台湾ほか大陸各都市に通信事業を手掛けるSBTM ONLINEを展開
- 移動通信、ハイテク、金融、化粧品などの分野で、大陸の企業に投資
みたいに、結構な影響力を持っているのです。
コトバは生き物です。上記はあくまでも現時点で主流の言い方です。